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サッカー戦術について整理します

2022カマタマーレ讃岐がめざすサッカースタイル


西村監督は、監督就任に際し「打診を聞いて驚いた」と言いました。


おいおい。
監督探すのは、GMだったり強化部だったり、その上のトップチームダイレクターの本来の仕事だろ。
いったいだれに監督就任要請の選択権があるんだよ。
2人で決めた人事より悪化して、1人で決めた人事になってないか?と独裁クラブかよ、とツッコミどころがたくさんあるクラブですが、


さて、
池内秀樹社長は、
2030年までのビジョンにて、
チームが目指すサッカーとして「ひたむきに、クレバーに、一つになって戦う」を設定。


チームの成績目標などを定めた経営方針の見直しを発表。

  • 2022年1桁順位を目指す
  • 2024年にJ2昇格を決めることを目指す。
  • 2025~27年は「J2で優勝が狙える」
  • 最終の2028~30年は「J1で定着できる」と定めた。

3年後にJ2昇格までは良いとして、また次の3年でJ2優勝、その3年後にJ1定着まで言わなくてもいいかとは思うが、まるまる信じるか、知ってて騙されるか、不信感増量か、またオオカミ少年のたわごと、かと思うかどうかは個人の判断による。




さらに、
2022年度は、サッカースタイルの構築にも着手するようです。


池内秀樹社長は
サッカースタイルが定まっていなかったのがいちばんの課題だと言いました。



監督を引き受けた、
西村監督はサッカースタイルを

  • 攻守の切り替えの速さ、
  • 攻守両面で長い距離を繰り返し走る体力、
  • 球際の強さなど選手個々のベースを鍛えた上で、
  • 相手の弱点を突く戦術の徹底を強調。


「個の力を高め、そこに組織力をプラスし、チームがより一つにまとまって勝っていく」と目指すスタイルを語った。


あいかわらず、サッカーのスタイルの定義を、サッカーの根性論(ファーストタッチ)やサッカー標語(チームがひとつに)と履き違えている感は、否めない。



Jクラブのサッカースタイルを語るときに、「チームひとつに」「球際の強さをもとめ」など中学・高校のサッカースローガン風でいいわけないじゃん。
だれもがツッコまないところもいい味出している。



KSB

J3・カマタマーレ讃岐の新監督らが会見 「徹底的に勝負にこだわる」シーズンに 香川



OHK


NHK


RNC
未確認



四国新聞




四国アイランドリーグにキッチンカー誘致





(1/18 追記)
NHK


RSK


四国新聞



チームは、西村俊寛新監督が掲げる
「リーグトップの攻守の切り替えの速さ」で9位以内の順位を目指す。
その後、行われたゲーム形式の練習で選手たちはセットプレーの後の素早い試合展開を意識して、ボールを回していました。 



そして、メディアへの公開練習動画では、3対1のロンド練習を公開していました。
通常ロンドの練習は、狭いところで素早いボール保持の基礎トレーニングなのだが、、



切り替えの早さとして、
守備⇒攻撃 とボール奪取後の動きをイメージするなら、
その昔昔の、オランダサッカー、トータルフットボールが思い起こされるところだ。


カウンター対策としての攻撃⇒守備への切り替えは、どのように取り組むのか、西村監督の落とし込みには興味はある。
守備に関して切り替えのスピードは絶対的に必要な基本だが、ハイプレスで攻撃を遅らせたりする方法もある。しかし、そもそもボールを簡単にロストしすぎの選手ばかりでは、カウンター対策はなかなかできにくい。
攻撃時にFWからDFまでタイトに厚みをもたせ、しかしサイドにはワイドに展開し、攻撃に人数をかけない手もあるが、最後まで走り切るYO-YO体力が持ち合わせてないし、 
昨年は、FWとDFが伸びきって、重松のスルーパスは通っても追えず、マークのポストプレーは足元に収まらない、足元の技術も不足している。少ないチャンスの折り返しを2列目の選手に期待するしかなかった。 さてどう練習に落とし込むか。


Jの中では、攻守の切り替え一番手の名手は片野坂監督だと思う。
その指導をかつて受けていた竹内彬強化担当であれば、練習メニューを組み立てられるかとは思うが、、、


新監督がどんなトレーニングや具体的な指示をしいてるのか興味深いところではある。



開幕戦でぜひ変わったところを見せて欲しいものだ。