続報 2022カマタマーレ讃岐のめざすサッカースタイル
カマタマーレ讃岐が、一般公開してくれた新加入記者会見での議事録を公開してくれました。
どの紙面よりも、より詳細に新監督の声や意図が記録されていて
試合を読み解くヒント集としてとてもありがたい。
さて、西村監督
勝率を上げるために必要と考えていることが二つあります。
- 一つ目はセットプレー。
- もう一つがクロスボール、ゴール前で横から入ってくるボール。
攻撃も守備も同じ状況ですけど、データ上、サッカーの得点と失点の半分以上がこの二つの局面で起こっている。なので、この局面での得点率を挙げて失点率を下げる。
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うーむ。
これって、2003-2006年横浜FMを率いていたときの岡田監督の手法のリバイスで、
2020年望月監督が重視してしていた、サイド攻撃重視よるカウンター対策の事だ。
なぜならJの得点失点の大半は、カウンターによるもの。
カウンターを防ぐには、中央突破をはかりボールをロストすると、相手のカウンターが速すぎて対処が遅れる。
奪われにくいサイド攻撃(クロスボール)によって、最後はシュートで終わるようにする。
シュートで終えれば、カウンターは防げる。
サイドからの攻撃を徹底せよ。
という手腕だな。
2020年望月監督では、柳田健太選手がクロスボールの供給源のキーマンだったが、どうにも前で収まらないシュートまでたどり着かないカマタマーレ讃岐の悲しいワンパターン戦術だった。
2021年ゼム監督では、薩川選手がクロスボールを、重松選手がスルーパスを通しても、受け手走り手が完全に競り負け封じされるのでシュートまでたどり着かない。簡単に言ってしまえば決定力不足。
という事で、よりクロスボールの受け手、ターゲットになる背の高いFWと、セットプレーにも同数のDFを多く補強したと。
セットプレーは、コーチの手腕によるバリエーションの多さがないと根本的にダメだが、背があり、フィジカル強度もないと、セットプレーも、ポストプレーも、ヘディングの競り合いもできないとそりゃ得点源としてカウントできず、無理な話だったわな。
今年度、Jクラブからの補強を避けたものもやや理解できる。Jの優れた環境に慣れた選手には、あまりにもツライ練習環境であるからパフォーマンスは下がる。
逆に地域リーグ、JFLレベルから来れば、カマタマーレ讃岐は、練習後にバイトに行かなくてよくなる分、より練習に打ち込めパフォーマンスは上がるとの打算か。
一理ある考えではある。
しかし上位リーグ選手にあたると、遠慮や萎縮するのも下位リーグの選手の特徴なのだが。
もう賽は投げられてしまった。
四国アイランドリーグにキッチンカー誘致
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