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サッカー戦術について整理します

「新しいサッカーの教科書」(2014)戦術とは決まり事

新しいサッカーの教科書(2014)坪井健太郎



サッカーとは、集団で行う戦術のスポーツです。
戦術とは、相手がこうしてくるだろうから、自分たちはこうする。という駆け引きです。


戦術とは
・ゲーム中に相手を打ちのめす
・相手の意図を無効にする
・フィジカル・メンタル・テクニックを折り合わせて、相手が引き起こす予測不能な状況を素早く解決する方法
・ゲーム中に起こる状況を解決するための、個人・組織による知的活動です。




日本人がいまいちスペインで活躍できない理由は、幼少期からの戦術理解が決定的な差があると断言できる。




例を挙げると、
ジュニア世代の日本代表対スペイン代表の国際親善試合。
日本ベンチは座って試合を眺めているだけ。 日本では選手に考えさせる指導が流行っているからである。(上野山GMも同じ理論です。)
一方のスペインベンチは、リアルタイムにオーバーリアクションで指示している。
戦術の基礎・基本を、ある意味熱く徹底的に指導する。



日本人はテクニック中心に指導して、戦術を指導できる指導者が圧倒的に不足している。
この戦術とは、フォーメーションやポジションでの役割ではなく、サッカーの決まり事のことである。
2014年から岡田監督が、スペインで、幼少期に戦術を教えていない日本のサッカー教育の指導にいち早く気づき、岡田メソッドを作り上げ、今治FCで戦術実験をしている理由も、この戦術の指導の欠点に起因している。 偶然なのか必然なのか、2014年今治で実験を始めた時期を同じくして、この書籍の発行タイミングも被っている。



〇攻撃のコンセプト
攻撃には大きく分けて、2つの局面があります。
カウンター攻撃と、通常の攻撃です。


カウンター攻撃とは、守備から攻撃に転じた局面で相手が整っていない間に実施する攻撃であり


通常攻撃とは、相手の守備を崩して実施するのが攻撃です。





攻撃としては、
ゲームコントロール: 継続的なパスコース作り、ボール保持、攻撃方向の変換、攻撃時の警戒、プレースピード、攻撃の時間稼ぎ


モビリティ: マークを外す動き サポート プレーリズムの変化


侵入: フリーなスペース 壁パス 前進 後方からの攻撃参加と穴埋め


ダイレクト攻撃: DFラインから高い位置への.ボールフィード DF背後や、FWへのクサビパス。
ビルドアップ攻撃: 中盤にテクニックがある選手が多ければよい。ポゼッション攻撃となる。



・相手のマークを外す動き デスマルケ
・相手を食いつかせる3歩動き
・ゴールに走りこむ事によって、1タッチプレーが可能となる。
・ペナルティエリア内はほぼ1タッチプレー。 大迫選手やラウール選手など


(上野山GMの言う、最高レベルのファーストタッチとは、ここの攻撃に際するルールとテクニックのトレーニングの事だろうと推定される。)




〇守備のコンセプト
遅らせる、 バランス、 ボール奪取


組織的なプレッシング
どのエリアでプレッシングするか、どこで奪うか、
DFラインはどの高さにするか









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まとまりがないので、もうちょっと整理します。


サッカーの新しい教科書 戦術とは問題を解決する行為である
サッカーの新しい教科書 戦術とは問題を解決する行為である
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