サッカー戦術の仕組み(2010)サイド攻撃③
サッカー戦術の仕組み(2010)湯浅健二
サイド攻撃
相手の守備の薄いサイドゾーンを突いていく攻撃戦術。
サイド攻撃は、クロスをケアするべきCBが、ボールとマークするべき相手選手の両方をケアできにくい守備側の盲点を突くことができる。
試合に入る前、重点的にサイド攻撃を仕掛けるというチームの約束があれば、サイドバックのオーバーラップとウイングの選手の積極的な縦方向の位置取りができるようになり、相手が守備ブロックを形成している場合は、ボールサイドに守備ラインをスライドで呼び寄せ、サイドチェンジで崩しやすくなる。
DFライン裏への抜け出しフリーランニングにラストパスを供給することも可能となる。
〇カウンターアタックの重要な利点をひとつ
2020年5月football×brainにおいて、岡田監督は、当時2006年のJ1リーグのサッカーの得点の60%ほどはカウンターアタックで、外から攻めれば(中央に人数が残っているから)カウンターを受ける回数を減らすことができる。失点しないことで勝つ確率を高めていったと言っていた。(ただし2006年の岡田監督マリノス時代の話)
2020年のカマタマーレ讃岐は、ワンパターンのようにサイド攻撃ばかりが目立つ。
望月監督の意図は、どうにも理解できないが、岡田監督が指揮していた時代の失点しない、勝てるサイド攻撃には到底見えない。
もう少し調べてみます。
次に進めます。
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